渕和分教会報「世界勇ませ」会長挨拶より 4月11日

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     葉桜になりかけた桜から花吹雪が舞い散り、初夏を感じさせる気持ち良いお天気の元、小中高校では八日に入学式が執り行われた。その晩にはスーパームーンでお月様がいつも以上に煌々と輝いていた。
     人間の世界ではコロナウィルス感染拡大防止の対応に追われ、非常事態宣言まで発令され不安な日々を過ごしているが、自然界はなんのお構いもなく、ウィルスなどどこ吹く風とばかりに、当たり前の季節が移り変わっている。
     当たり前の日常を当たり前に過ごし、季節の移ろいを楽しむことがなんと贅沢なことかと改めて感じ入る今日この頃。
     さて、巻頭の「おやさま口伝」は先月で終わりました。今月からは「天理教教祖伝逸話篇」を一話ずつご紹介しながら【静思】として、じっくりと読み解いていこうと思います。皆様にも色々とご意見ご感想頂戴できれば幸いです。
     ここ数年「時代が違うから」という言葉を口にし、またよく耳にしてきました。天理教黎明期の先人先生方がご苦労下された時代と、化学、医学が発達し、文明が進んだ今とは違うという意味ですが、当時「ほうそ」や「ペスト」そして「コレラ」で多くの犠牲者が出ました。それらはすでに克服しましたが、また新たなウィルスにより今の状況なのです。歴史は繰り返しています。ですから私達はご神意を汲まねばなりません。そこで少し感染症という枠組みで思案したいと思います。
    おふでさきに、
     いまゝでに月日ざんねん山くと
      つもりてあるをみなはらすでな     (第十四号十七)
     このはらしどふしてはらす事ならば
      月日の心みなしてみせる        (第十四号十八)
     けふまでハこのよはじめてひわたてど
      月日しんちつまだしろまいな      (第十四号十九)
     とのよふな事でも月日する事や
      いかな事でもやまいでわない      (第十四号二十)
     みのうちにとのよな事をしたとても
      やまいでわない月日ていりや      (第十四号二十一)
     せかいにハこれらとゆうているけれど
      月日さんねんしらす事なり       (第十四号二十二)
     せかいぢうどこの人でもをなぢ事
      いつむばかりの心なれとも       (第十四号二十三)
     これからハ心しいかりいれかへて
      よふきづくめの心なるよふ       (第十四号二十四)
     月日にわにんけんはじめかけたのわ
      よふきゆさんがみたいゆへから     (第十四号二十五)
     せかいにハこのしんぢつをしらんから
      みなどこまでもいつむはかりで     (第十四号二十六)

    とあります。簡単に訳してみると
    『どんなものでも病気でなく、親神様の残念をはらす為の手入れで、世界では「コレラ」と言うが親神様の残念の現れである。その残念とは何かと言えば、親神の真実を知らないことだ。世界中の人は一同に同じで皆「いつむ心」で生活しているじゃないか。これからはよふきづくめの心に入れ替えてもらいたいんだ。それが親神の真実である。親神が人間を始めたのは陽気遊山が見たいからだ。人間はその真実を知らないから皆どこの人達でも自分さえよければと銘々勝手気儘な心を遣い「いつむ心」で暮らしている。』
    と仰られているのです。
    「いつむ心」を辞書で調べると、「憎む、ねたむ、ひがむ、敵意を抱く」という意味の方言だそうです。つい国家の大統領や指導者を思い浮かべたかもしれませんが、身近な所、我が心にも充分遣っている心なのです。そのような心を入れ替えて陽気に暮らして欲しいと切に願っての現在の感染症なのです。先ずは世界の指導者やお道を知らない人でなく、私達よふぼくが親神様の御心を我が心に治め、心を入れ替えることを親神様が促されておられます。
     四月十日のニュースに、「インド北部の町で二百厠イ譴織劵泪薀篁殻を三十年ぶりに見晴らすことができた」とありました。いみじくもコロナの影響で世界の経済活動が止まったことが地球温暖化防止に一番の近道である証となってしまいました。しかしそれではいけないのです。
     コロナの影響を受けなくても、世界の人達が本当の親の思いを知り、陽気ぐらしの心に切り替えて、経済活動を止めるのではなく、必要なものを必要なだけ慎ましく使う「慎みの心」を持ち合わせた経済活動。人間と地球にとって「ちょうど良い」ところに落ち着くことが大切です。その慎みの心を芯として陽気ぐらしの心を培わねば、今回のコロナウィルスを克服したとしてもイタチごっこは終わらず、次なるウィルスが猛威を振るうことになるのです。この冬、他の病気も含めた国内の死者数が例年よりも圧倒的に少ないというデータもあるということも一文入れておきますね。
     今月十八日はおやさまの御誕生日。おぢばには帰れませんが教会で遥拝づとめをつとめさせてもらいます。大自然のような心で世上に流されることなく、只々おやさまのご誕生をお祝いする晴天の心をお供えしたいと思います。
     世界がコロナの脅威に打ち震えようとも、我々おやさまを慕う一同は、この現象の神意をしっかり悟り、怯えることなく陽気な心で日々過ごさせてもらいましょう。全教一斉ひのきしんデーの会場には集まりませんが、各々でしっかりとひのきしんの態度を実践しましょう。

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